リソースの確保と活用

 

 

本研究室では、社会的インパクトを伴うイノベーションを創発するため、革新技術の創出に尽力しています。研究の基本は人であり、アイデアを生み出す研究者の発想力・洞察力が生命線です。とはいえ、そのアイデアを洗練して実現していくための環境整備も欠かせません。そのため一般に、研究を推進・遂行するためのリソース(資源)として、人材、設備・部材、資金が必要と言われます。いわゆるヒト・モノ・カネです。

 

本研究室では、既存の学術的知見をベースとして、先進的な理論・実験の手法の開発を進めています。これにより、材料・デバイス・システムの設計・作製・評価・応用に関わる独自技術の保有を推進しています。本研究室のリソースでカバーできない技術分野については、企業を含め外部機関と連携することで、幅広い研究開発を効率的に進めることが可能になります。研究コンソーシアム(共同体)における役割分担、もしくはアウトソーシングと言えます。

また、企画した研究テーマにリソースを投入するタイミングについては、社会的な要請、周辺技術の成熟度、他の企業の動きなどの外部動向を見極めます。これらにより、先進技術の社会実装と人材育成を推進して、最先端の科学技術が早期に享受できるように努めます。

 

 

片平本部

                                                          大学本部(片平キャンパス)