研究成果の実用化

 

本研究室では、研究室の活動で得られた技術・ノウハウを実社会に役立てるため、関連企業と連携した研究成果の実用化により、社会実装を促進して展開しています。

 

20202

本研究室では透過スペクトルを平坦化した無彩色偏光板と、それを用いて色純度が高い反射型液晶ディスプレイの研究を進めています(東北大学、ポラテクノ、日本化薬と共同開発)。この反射型ディスプレイが(株)ピクトリープの無給電屋外表示システムとして実用化されました。

ピクトリープ プレスリリース

 

20162

本研究室では、偏光板の色素・フィルム設計により光透過スペクトルを平坦化して、無彩色で鮮明な白黒表示を可能にする液晶デバイスの研究を進めています(東北大学、ポラテクノ、日本化薬の共同開発)。今回、開発した偏光板を実装した液晶反射表示の腕時計型ウエアラブル端末(Wristable GPS SF-850)がセイコーエプソンで商品化されました。

セイコーエプソン 製品情報

 

2015

本研究室ではポラテクノ、日本化薬との共同研究に基づき、色素・フィルム設計により平行・直交状態のスペクトルを平坦化した染料系無彩色偏光板の開発と液晶ディスプレイへの応用を進めています。これに基づき開発されたディスプレイ用無彩色偏光板が、ポラテクノから販売されました(製品名:ACP)。この無彩色偏光板は省電力な反射型ディスプレイやデジタルサイネージなどに応用が期待されます。

                         ポラテクノ 開発情報

 

 

山桜2

ヤエコウバイ(電気系1号館)

いつの時代でも、春は必ず来ます