大学の近況
大学院工学研究科 丸岡 教授


  大学院工学研究科 丸岡 教授

 
学内の出来事としましては、12月に新研究棟が竣工しまして、研究環境が若干改善されました。 

 現在、大学院重点化・差別化が進められております。10の分野ごとに、国内でのトップ30を決め、予算を重点配分されることになります。大学院の専攻を単位にランク付けをして、予算配分されます。 

 大学院の研究の主力は、大学院生です。この大学院生に対して米国では経済的サポートがあるのですが、日本にはないのが現状です。これは研究の活性化にも必要なことですので、大学としても検討しております。この問題は大学教育のコストをだれが負担するのかという問題でもあります。研究の活性化は国力の向上になっておりますので、国のサポートが考えられます。院生の親御さんにとってみれば、そのお子さんの教育をしている訳で、親御さんからのサポートが考えられます。また、院生は卒業後には企業の戦力になっておりますので、企業にも何らかのサポートをお願できないかと検討中です。世の中の仕組みが急激に変わっている時代ですので、皆が元気を出せる仕組みを考えようとしております。ご支援をよろしくお願致します。